導入事例

株式会社サンコーシヤ
(神奈川)

承認図面(Tiff、PDF)とCADデータの最新版管理だけでなく、生産管理やEDIシステムと連携し情報共有を実現

ジヤトコエンジニアリング株式会社
(静岡)

ConMas i-Reporterで作成した品質関係帳票の保存と、図面情報を共有化する事でペーパーレス化に貢献

日本建設株式会社
(東京)

完成図書の保管ルールをシステム化し、工事履歴を誰がみてもわかる階層構造で、検索性が格段に向上

株式会社ハーモニック・ドライブ・システムズ
(東京)

ノウハウの詰まった図面を海外現地法人スタッフにセキュアに公開。現地で作成した図面の管理も行い、ペーパーレス化を実現。

業種別事例

事例内容

1.製造業向け事例

1-1.CAD+原図管理の電子化運用


システム導入前の問題点
 承認済紙原図の電子化作業(スキャニング)コストの削減
 紙原図とCADデータの二重管理に伴う管理工数の増大
 紙原図の保管場所コスト

システムに対する要望事項
 CADデータ管理(CAD+承認図面の二重管理/版管理)機能
 CADデータからの電子原図自動作成機能
  ・紙による検図・承認の運用はそのまま
  ・紙原図の承認情報を入力しCADデータより電子原図を自動作成
 電子原図の他部署公開機能

システム導入後の効果
 電子化作業工数の削減
 紙原図保管場所の省スペース化
 CADと原図内容の一致
 配布時の印刷コスト削減

 

1-2.簡易PDMシステム


お客様要件
 老朽化更新-コストメリットのあるシステム再構築
 パッケージ機能を最大限有効活用したシステム利用
 グローバル対応(中国、英語)

導入後の効果
 1プラットフォーム化によるデータの統合管理
  ・維持管理コストの大幅の削減【90%削減】
  ・繋ぎシステムでないため、操作が簡単、生産性アップ

 設計手配帳票+図面以外の文書共有化の実現
  ・検索機能の充実(過去帳票の全文検索機能等)【工期短縮】

 多言語対応(中国語、英語)
  ・グローバル環境に対応できる(海外進出)

 各工場との情報共有
  ・当初予定のなかった工場も含めた情報共有化→生産性が更にアップ
   ※工場現場から公開の声が上がった!

1.3製品情報の一元管理と3D情報の活用


システム導入前の問題点
 既存ファイリングシステムの老朽化更新

システムに対する要望事項
 他メーカーシステムからの安全なデータ移行
 ファイルサーバ管理ファイルの最新版管理(版管理)
 ファイルのセット管理(3D-CAD/2D図面[Tiff]/公開用3Dモデル[XVL])

システム導入後の効果
 XVLファイルの現場向け公開/2D図面=社内共有を実現
 3D-CAD=CATIA V5またはPro-Eファイルの管理
 現場でも利用可能な操作性、アクセス制御(機能制御)の実現

1-4.PDM連携(電子配布)


システムに対する要望事項
 電子書庫の実現(試作、量産を含めた履歴管理機能を含む)
 作業効率化(旧図面の有効活用化、品質の向上)
 ISO9000・ISO14001の対応
 既存大型複合機(X社製)を利用した自動出図(帳合、紙折、スタンプ)への対応
 多言語対応(海外との情報共有環境の構築)

システム導入後の効果
 電子書庫による情報共有化、作業効率化を実現
 自動配布による印刷業務改善(コスト、時間短縮)
 ISO9000対応(最新図面の版管理/出図・配布履歴管理)
 ISO14001対応(電子配布化により出力枚数が30%程度削減)
 海外工場との情報共有化
 海外(特に中国)との情報共有、配布業務改善へ拡大
 通信環境に伴う通信切断等の対応

1-5.BOM連携


システム導入前の問題点
 PREMIAにより製品情報・BOM情報を管理しているが、CADを含むドキュメント情報はファイルサーバ(3台)での管理のままファイルサーバが肥大化しており検索不可
 ファイルサーバ上では、種類別(メカ、基盤、備品、評価資料等)で分類・保管されており、機種をキーとした検索ができない
 BOM情報とリンクする図面がどの図番+改訂番号なのか把握できない

システムに対する要望事項
 ファイルサーバ上のファイルに対する版管理と属性検索
 他システムから紐つけたいフォルダ・ファイルに対してURLを利用し参照できること

システム導入後の効果
 属性検索により、ファイルサーバ上のファイルが検索可能となった
 全員がD-QUICK7にあるファイルを参照・利用する事で最新情報を共有可能となった
 URL連携機能によりBOM⇔ドキュメントの参照が実現できた

1-6.生産管理システム連携


システム導入前の問題点
 注記ファイル(お客様・営業からの補足情報や注意点を記載したもの)をファイルサーバで管理しているが、
 最新版がどれか分からず、ファイルの所在も属人的な管理となっていた
 指示書に添付すべき注記を忘れ、各工程でお客様や営業担当の要望が反映されずクレームに繋がることが多々あった

システムに対する要望事項
 日々の指示書印刷時に、該当する図面と注記を自動印刷し、出力時の手間とミスを省きたい
 工程管理システムからも該当の注記ファイルを表示させたい

要求事項と導入後の効果
 注記ファイルを体系的に管理ができ、版管理により最新情報が直ぐに入手できるようになった
 工程管理システムからの自動一括印刷により、添付漏れが無くなり、出力時間の短縮を実現できた
 工程管理システムからシームレスに注記を確認できるようになった

1-7.EDI連携(発注業務の自動化)


システム導入前の問題点
 見積依頼・発注時の添付資料を図面管理システムの中から随時検索後に送付
 検索ミスにより間違った仕様書が配布され情報漏えい、再送付の工数を削減したい

システムに対する要望事項
 EDIシステムから情報を受け取り、自動的に検索し結果帳票を出力する仕組みの構築

要求事項と導入後の効果
 大量データ(お客様所有図面:200万枚以上)管理を実現
 大量データの全文検索による技術者の作業効率もアップ
 EDIシステムとの連携が自動化され、人的ミスも激減(ただし結果の最終確認は人的作業にて実施)

1-8.管理ドキュメントの自動更新通知


システム導入前の問題点
 原料仕入時の仕様書(原料SDS)がバラバラに保管・管理されている
 (工場によりサーバ管理、個人PC管理、紙管理等)
 更新情報が社内の末端まで連絡が届かず、出荷時のSDSにミスが発生(出荷後の差し替え等)

システムに対する要望事項
 業務の標準化による作業コスト削減(一元管理、最新版管理)
 検索機能(製品別、資料別)
 既存システムとの連携

システム導入後の効果
 システム連携がノンカスタマイズで実現(導入・維持コスト削減)
 全文検索・ビューア機能による検索性の向上
 システムの版管理による資料配布・差し替え業務の改善
 資料改訂時の自動通知機能により伝達ミスが激減
 費用対効果(作業工数効果):全社590時間/月、106万円/月の削減効果

2.施設管理・建設業向け事例

2-1.完成図書管理


システム導入前の問題点
 完成図書管理システム(ファイリングシステム)の老朽化更新
 ファイルサーバ→システム運用化を推進

システムに対する要望事項
 プロジェクト情報の自動入力と情報の継承機能
  ・フォルダによる属性管理(社内管理情報の有効利用化)
  ・登録図面・文書へ属性情報の継承機能(登録者が入力しなくても検索可能なシステム)
 操作性、画面の分かりやすさ
 ファイルサーバからの登録機能
 ※一度システム運用を失敗しているため、段階を踏んだ導入を考慮

システム導入後の効果
 画面操作が分かりやすく、ファイルサーバからの登録も簡単
 検索機能(キーワード検索、全文検索、内蔵ビューアによる閲覧機能)

2-2.工事履歴管理


システム導入前の問題点
 観音製本図面は紙運用で保管・運用
 ・最新図面がどれか捜すのが大変
 ・工事履歴情報はキングファイルにて台帳管理

システムに対する要望事項
 図面の電子化と閲覧可能な環境を構築したい
 工事履歴(業者・工事情報)と台帳を関連付けた管理

システム導入後の効果
 台帳の電子化による保管スペースの省スペース化
 工事履歴管理システムにより、工事履歴の検索、閲覧、帳票の運用が劇的に改善
 自席PCから工事履歴・図面が閲覧可能となり、検索時間を大幅に短縮
 不足帳票はExport機能にてExcelで帳票作成が可能

2-3.完成図書+GIS連携


システム導入前の問題点
 完成図書管理はファイルサーバー管理でアクセスコントロールが不十分

システムに対する要望事項
 物件情報の自動入力
  ・フォルダによる属性管理(社内管理情報の有効利用化)
  ・登録図面・文書へ属性情報の継承機能(ドキュメント登録者が入力しなくても検索可能なシステム)
 操作性、画面の分かりやすさ
 GISシステムと連携し物件場所の把握を行いたい
 手動による情報入力を極力減らし、効率化とミスを防止したい

システム導入後の効果
 受注システムに情報登録された時点で社内ポータル
 ・D-QUICK7(物件フォルダ)・GIS(地点登録)へ反映される為、情報入力の二度手間を解消。
 社内ポータルから物件関連書類(D-QUICK7)・物件位置(GIS)へ双方向でアクセスでき、情報確認のスピード化が図れた。

3.文書管理事例

3-1.社内規程管理


システム導入前の問題点
 社内規程をLotus Notesで管理(コスト高)→一般グループウェア移行に伴う新システム構築の必要性
 新旧対照表の手作業による作業時間の改善

システムに対する要望事項
 Notesデータ→Wordデータへの移行
 時系列にも対応した版管理機能
 新旧対照表の自動作成機能(Excel/Word)
 各ファイル(編集=Word/公開=HTML/新旧対照表)の統合管理

システム導入後の効果
 新旧対照表自動作成ツールとの連携により自動化を実現
 版管理機能+用途別ファイル統合管理機能により、ユーザニーズとおりのファイル管理機能を実現

3-2.マニュアル管理


システム導入前の問題点
 製品マニュアルの共通部/類似製品に対して同じ変更作業を機種数分必要
 作業効率の効率化(修正作業、作業後のチェック作業)
 人的修正漏れやミス/修正確認を低減したい

システムに対する要望事項
 同一ページファイルの共有化
 マニュアルデータ(Microsoft Excelで1ページ1ファイルで作成)検索・閲覧機能

システム導入後の効果
 リンク機能を利用する事によりファイルサーバ運用時と比較し作業量が1/2に削減
 ※人件費コストが12名→6名のコスト削減を実現
 リンク機能による修正漏れの防止

3-3.社内全文書検索システム


システム導入前の問題点
 ファイルサーバ管理による資料(見積書等)の版管理
 帳票関係を管理している文書管理システムの老朽化

システムに対する要望事項
 ファイルサーバと文書管理システムの統合
 書類の版管理
 紙帳票(作成資料・FAX)の検索機能 (スキャン画像をOCR処理し全文検索可能な仕組み)

システム導入後の効果
 ファイルサーバ文書も紙資料もすべて1箇所に集中管理できた事により検索工数の削減
 見積書等の資料をシステムが自動的に版管理してくれ、面倒な操作なく履歴管理が実現でき、ミスが激減した
 今まで不可能であった紙文書を全文検索機能で探せるようになった

3-4プロジェクトの成果物管理


システム導入前の問題点
 工事毎で作成・保管が必須な資料の漏れが多い点を改善したい
 文書で改版される資料(図面等)の最新版管理に漏れがあり、間違って古い資料で作業を実施し、顧客よりクレームが出るケースが多発している

システムに対する要望事項
 プロジェクト管理システムによる作業進捗管理の実現
 プロジェクトの進捗管理と連携した成果物管理(作成状況の管理)の実現
 成果物の最新版管理
 顧客・施設に対して串刺し検索により最新情報の検索機能

システム導入後の効果
 プロジェクトのスケジュール管理と連携した成果物管理が実現でき、進捗状況の把握が明確に管理できるようになった
 成果物の作成・登録・更新漏れが激減した
 属性検索・全文検索により最新情報の検索が格段に向上しお客様からの問合せ対応のサービス向上に貢献

4.セキュリティ強化事例

4-1.ファイルサーバのセキュリティ強化


システム導入前の問題点
 ファイルサーバ上のファイル名による版管理ミス→不良製品増加
 個人の作業ファイルを他メンバーが間違って利用→不良品の製造
 フォルダ階層と部品番号(ファイル名)のみによる検索性の悪さ

システムに対する要望事項
 製造ミスの低減(版管理と最新版の情報共有)
 社内ルールに則ったフォルダ階層と製品別の柔軟なフォルダ階層の実現
 ファイルサーバからの容易なデータ移行
 検索性向上による業務効率化の改善

システム導入後の効果
 システムによるステータス管理・版管理を実現 【情報精度の向上/製造ミスが激減】
 全文検索・ビューア機能により検索性が格段に向上
 管理フォルダと製品別フォルダのアクセス権限制御を実現

4-2.社内WEB公開情報のセキュリティ強化


システム導入前の問題点
 技術情報公開システムのアクセス制御が弱く情報漏えいの危険性(参照ユーザは誰でも印刷可能、コピー可能)
 Notes移行に関して、運用中のISO文書を移行できるシステムが必要
図番台帳システム(Access)と別管理による検索性の悪さ

システムに対する要望事項
 閲覧権限、印刷権限によるアクセス制御
 アクセスログ管理
 ISO文書管理への対応(マルチファイル管理/ワークフロー/版管理/受領・通知)

システム導入後の効果
 ビューアによる閲覧・印刷権限の実現(参照可・ダウンロード不可)
 アクセスログ参照により定期的に不正アクセス管理を実現
 ワークフロー・通知機能を利用したISO文書の運用を実現
 APIを利用した図番台帳システムとの連携を実現

4-3.WEB配布資料のセキュリティ向上


システム導入前の問題点
 HPよりダウンロードされるカタログや技術資料(スペック情報等)について、ダウンロード後のファイルはノンセキュリティ状態になっている
 PDFのパスワード設定を行っているものの、ダウンロード後にパスワードを知り得た人がパスワード情報付で配布してしまうと全く意味がない

システムに対する要望事項
 資料ダウンロード時に一定期間後に開けなくなる仕組みで資料配布したい
 配布資料の種類によって、パスワード・有効期限を変えたい

システム導入後の効果
 Transaferのライセンスが安価(参照ユーザはフリーライセンス)
 閲覧制御、印刷制御、ハードコピー禁止等柔軟なセキュリティが付与でき安心して資料配布ができるようになった
 どの資料をどんなセキュリティ設定で配布したか後で確認が可能。
 (元ファイル+セキュリティ設定ファイルを対で保管・管理している為)

4-4.画面キャプチャ・印刷禁止


システム導入前の問題点
 社内はすべて某社製のセキュリティソフトにより、持ち出し禁止を実現しているが、カバーできない拠点からの情報漏洩の防止

システムに対する要望事項
 既存セキュリティソフトに影響なく、カバー不可な拠点利用者のPCからの持ち出し禁止
 社内ドキュメントには、機密情報も多々存在するため、閲覧権限ユーザは、画面のハードコピー・印刷も禁止したい
 ただし、ドキュメント閲覧以外(業務で利用するアプリケーション:Office等)は画面のハードコピー・印刷は利用可能なこと

システム導入後の効果
 カバー不可PCに対して、コプリガードを導入する事で持ち出し禁止を実現できた
 コプリガード for D-QUICK7により、D-QUICK7の画面のみハードコピー・印刷禁止を実現できた
 PDFファイルの閲覧時、D-QUICK7のビューア機能はオンメモリのみにダウンロードされるため、ファイルの流出を阻止できた

4-5.システムの冗長化


システム導入前の問題点
 ドキュメント管理システムの登録ファイル件数が多く、実ファイルをバックアップすると日々のバックアップでも数時間を必要とする。(フルバックアップは2日程度必要)
 1日で作成・更新されるファイル数が多いため、サーバトラブルによりファイルが紛失しない仕組みが欲しい

システムに対する要望事項
 バックアップ取得中に作成されたファイルも復元可能なしくみ
 高額なハードウェア利用でなく、安価に構築可能なこと

システム導入後の効果
 サーバを冗長化し、常時2重化を実現した
 冗長サーバからフルバックアップを取ることで、システム運用で負荷がなくバックアップが取得出来る環境が構築できた

5.クラウド事例

5-1.遠隔地間情報共有

5-2.企業間情報共有

5-3.自動車系図面情報共有

5-4.人財情報管理

5-5.企業内情報共有