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文書管理ソリューション事例をご紹介 製造業の文書管理ツール導入事例3選

製造業の文書管理ソリューション事例とは、どのようなものがあるのでしょう?システムの連携により課題解決をしていく製造業の文書管理ソリューションについて、事例を交え解説していきます。それでは文書管理ツール導入事例3選をご紹介していきたいと思います。

文書管理ソリューション事例とは?

ソリューションとは日本語では「課題解決」ですが、文書管理ソリューションとは、文書管理ツールと既存システムがシームレスに連携し、ひとつのソリューションになっていることを指します。
製造業であれば、設計部門が持つ図面や技術情報を管理する必要があります。そのためには、図面を作成するCAD(キャド)システム、図面の変更・構成管理を行うPDM(ピ-ディーエム)システム、PDMで作成されたBOM(ボム)と呼ばれる部品表と文書管理ツールを連携させて、現場の効率を上げることが製造業の文書管理ソリューション事例となります。 もちろん製造業だけでなく流通サービス業や公共自治体など様々な業種でも文書管理ソリューション事例は存在します。様々な業務シーンの中で生産性を上げている業務を、システムの連携により更に課題解決していきたいからです。ここでは製造業の文書管理ソリューション事例に絞り、成果を上げている文書管理ツール導入事例を3つご紹介していきたいと思います。

製造業の文書管理ツール導入事例① CADソリューション事例

製造コストや生産原価は「BOM(部品表)」と「図面」で決まると言われています。BOMにはE-BOM(エンジニアリングボムの略:設計者が作成した部品表)とM-BOM(マテリアルボムの略:モノを生産するための部品表)があります。
E-BOMは設計部門が所有し、PDMで管理・運用しているケースがあります。M-BOMは生産部門がE-BOMから作成しますが、E-BOMとM-BOMがシステム連携していない場合、手作業で都度変更作業を行う必要があり、生産部門がExcel(エクセル)で管理しているケースもまだまだたくさんあります。
設計は3次元CADシステム(以下、3D CAD)を利用するケースが増えており、設計部門が図面を所有しています。設計部門は3D CADのライセンスIDを持って利用する事ができますが、生産部門はライセンスIDを持っていない事も多く、その場合は3D CADを使用することも、中身を見ることもできせん。そのため、3D CADから作成された図面を印刷し、紙図面として共有している生産部門も数多く存在しています。 このようなケースでは、設計部門が3D CADで作成した図面やPDMシステムのBOMをファイル化し、文書管理ツールを導入する事で生産部門との情報共有が可能となります。これにより製造業が製品を作るための図面や部品情報を、手配や調達、購買、つまり生産管理に役立てることができるのです。まさに文書管理ツールを活用したソリューション事例と言えます。

製造業の文書管理ツール導入事例② 生産管理システム連携事例

設計部門がつくる図面から、ものづくりをするための指示書を紙で作成しているケースがあります。前述した通りE-BOMはPDMシステムを用いてシステム化できているケースが多いですが、E-BOMとM-BOMが連携していないケースでは、E-BOMの情報を元にM-BOMを再度手作業で生産管理システムに入力しているケースが多いようです。つまり紙から手作業で生産管理システムに手配指示をしているのです。

神奈川の某製造業は、承認図面(TIFF・PDF)とCADデータの最新版管理だけでなく、生産管理システムやEDIシステム(取引先との部品受発注)と連携し、文書管理ツールを活用したソリューション事例を実現しています。

文書管理ツールを導入することで、図面・文書管理をデータ化でき、正しいデータの情報共有により図面配布を無くすことができました。その結果、紙のコストの「40%削減」を実現でき、紙の指図書作成中止や紙配布撲滅から「50%の工数削減」を達成できたのです。また全社員が最新図面データを文書管理ツールで共有できるため、生産ミスが激減し、品質向上にもつながりました。この事例も設計から生産管理までの業務とシステムを連携させることで、コスト削減と品質向上を実現できたのです。文書管理ツール活用の製造業向けのソリューション事例と言えます。

製造業の文書管理ツール導入事例③ DR(デザインレビュー)連携事例

製造業では図面はものづくりのほとんどで使用されますが、その中のひとつ、DR(デザインレビュー)での利用シーンがあります。ものづくりは設計から生産準備に入るまでの検図・承認作業を経て完成します。製品開発から設計、量産準備までには、製品企画→構想設計→試作設計→技術試作(電気・メカ・ソフト開発)まで様々な工程・タスク作業があるのです。その何度も図面やモノをレビューや承認、差戻しを繰り返し、品質を上げ量産準備に向かっていく作業をDRと言います。

ところが図面は3D CADで設計部門が使用し、品質部門や生産技術部門が参加するDRの指摘事項はExcelで管理し、そして申請・承認・差戻し業務はメールで実施している企業は少なくありません。そこで文書管理ツールを使うことで、図面をファイル化し、DRの指摘事項や申請・承認・差戻し業務をシステム化できます。設計部門、品質部門、生産技術部門はDRに必要な情報を共有できることで、製品リリースのスケジュールを守り、品質を向上する事ができるのです。DRに文書管理ツールを活用するソリューション事例と言えます。

まとめ

製造業の文書管理ソリューション事例を3つご紹介してきました。文書管理ソリューションとは、文書管理ツールと既存システムがシームレスに連携し、ひとつのシステムになることで、製造業の課題解決を実現することです。製造業には図面を書くための3D CADをはじめ、図面やBOMを管理するためのPLM/PDMや、ものづくりを管理するための生産管理システムとたくさんのシステムやクラウドツールが存在します。DRのような製造業特有の業務もあります。すべて図面が中心になっていることから、文書管理ツールを活用すれば、文書管理ソリューションを実現できるかもしれません。

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